【素材紹介】パラレジン

【素材紹介】パラレジン

2021年9月14日

最近、コンビニやスーパーなどでもらえるレジ袋が有料になりましたね。

これは、従来のプラスチック製ビニール袋が環境へ大きな負荷を与えていることを受けて、身の回りのプラスチックのあり方やライフスタイルを見直すために行われた変更だということです。

従来の石油由来のプラスチックは、作るのにも処分するのにも大量の二酸化炭素を排出します。

また、海洋プラスチック問題などに代表されるように、環境中に放出されたプラスチックはなかなか分解されにくく、時に海洋生物の命を奪ったりもしてしまいます。

今、身近なプラスチックの存在を、世界的に見直すときが来ているのです。

そんな中、注目を集めるのが ”バイオマスプラスチック” です。限りある石油ではなく、再生可能なバイオマス資源から作成したプラスチックのことです。

バイオマスの持つカーボンニュートラル(製造過程でCO2を吸収するので燃やしても空気中のCO2量が増えない)な性質をゆえに従来のプラスチックより環境への負荷が低く、次世代のプラスチックとして注目されています。

我々ユーグレナでも、ミドリムシ由来のバイオマスプラスチックを開発し、その事業化を目指しています。

その名も、『パラレジン』!

(左上)ユーグレナの固有成分パラミロン(右上)パラミロン由来プラスチック『パラレジン』
(左下)パラレジンから作ったお皿(右下)パラレジンから作ったスプーン・へら

ユーグレナの固有成分パラミロンから作り出した樹脂であることから、パラミロンの『パラ』と英語で樹脂を意味する『レジン』を掛け合わせて名づけました。

また、接頭辞のpara-には、「異なる」「別の」などの意味もあり、従来の石油由来プラスチックとは似ているけれど異なる樹脂、という意味も込めています。

パラレジンは、製造の過程を変えることで硬さや柔軟性、熱耐性などの様々な物理的性質を変化させられる可能性があります。

つまり、ビニール袋のように柔らかいものからパソコンのように固いものまでさまざまなものになれるということです。

今世界にあふれる石油由来のプラスチックを、少しでも環境負荷の低いパラレジンで置き換えることを目指して、我々は、複数の企業・団体と共にコンソーシアムを設立しました。

詳しくは、こちらの記事で⇒パラレジンジャパンコンソーシアム